2017年11月16日

真宗大谷派・お東の仏壇って知ってますか?

今日は本当に寒くなりましたね。

秋ではなく冬・・・

今回から色々な宗派の仏壇について書いていきます。

第一弾は三河地方に多い真宗大谷派、いわゆるお東の仏壇についてです。

掛け軸は阿弥陀如来像を中心に親鸞蓮如像か九字十字をおかざりします。
阿弥陀如来は仏像ではなく掛け軸が一般的で、京都の本山から受けるか仏壇店の既成のものを使用します。



本山で受けるには、このあたりだと三河別院(岡崎)で受けることになりますのでお寺様に相談です。

お東は東というように京都より東の地域に多い宗派です。



仏壇は金箔を多用した仏壇で



仏具も真鍮などの金色のものが用いられます。



前の段には花立、香炉、鶴亀の燭台をおかざりします。

幅が小さい仏壇では花1、香炉1、燭台1の三具、幅が広い仏壇では花2、香炉1、燭台2の五に具なります。

打敷という装飾品も浄土真宗系では三角のものが持ちいられます。



一番上の須弥台には火舎香炉と錵鋲という花立をおかざりします。

浄土真宗ではお水をお供えしませんので錵鋲に水を入れてシキミをおかざりします。

位牌は院号を受けた場合はお寺様より院号法名の札を授与されますので



仏壇店やお寺様で表装します。



それ以外は板位牌は使用せず



回出位牌と言って中に板が何枚も入るものを使用し戒名をお寺様に書いてもらいます。


あと、お手入れの方法ですが、金の仏壇は漆塗りの上に金箔を貼ってますので拭くと金箔が剥がれてしまいますので気を付けてくださいね。

次回は、他の宗派の仏壇について書きます。

その他なんでも疑問がありましたら下記までお気軽にご相談くださいbください。

  

Posted by びさん仏壇店 at 22:32Comments(0)仏壇仏壇の販売